今日と云う物語

今日の俺は大嫌い。

折角手に入れた、まともに演劇できる場所。

手放したくないのは、わかってるんだ。

ちゃんと、わかってる。

初めて、まともに演劇ができるの。

今までがまともじゃなかったってか、今までが楽しかったけどね。

やっぱ、演劇するのは、今までの方式をとっていただきたいがね。

そーも云ってられないので、この公演が終わるまでは、キレない。

・・・・。

演劇部の前でキレない。

頑張るよ。

もし、キレそうになってる青を見つけたら、止めてあげてください（笑）

でも、アタシ間違ってる？

間違ってたら、正してください。

俺はきっと今までもこれからも、人に頼らないと生きていけないのかもしれないね。

いろんな人に支えてもらわないと、浅井と云うカンパニーはまわり出さないんだ。

きっと。

でも、動力は自分だからさ。

きっと、間違ったまま進んでいくの。

俺の周りは、全て道なの。

どこにでも行けるけど、どこも正しくないんだ。

どこに行っても、ここに戻るのかもしれない。

アタシが、間違ってる。

そう云って、学校に行くの。

俺が、間違ってる。

演劇部の人たちに会ったときに、心のどっかで思ってる。

みんなを正当化する。

うーん、周りに合わせるのは嫌いだったはずなのにな。

どうしてかな？

周りに合わせるのは、苦手なはずなのにな。

どうしてだろう、いつからだろう？

こんな自分が嫌いだ。

たとえ、好きだって云ってくれる人がいても。

自分は、今の自分が嫌いだ。

大嫌いだ。

でも、直さない。

嫌いなまま、進んでく。

今までも、これからも、代わらずに？

変わらずに。